1995年1月の阪神淡路大震災がきっかけで、被災地での人命救助を目的として同年12月に結成した民間の災害ボランティア団体です。
「誰もやらないからやるのでなく、誰もやらなくともやる。」をモットーに和歌山県日高郡みなべ町の少林寺拳法南部道院のメンバーを中心として、みなべ町や近隣市町の住民で組織しています。
地震などの災害時に現場に出動して行方不明者の捜索活動や瓦礫の撤去などを行う本隊と、被災された方々への炊き出しをする梅ママ隊、また出動時に物資等を提供してくださる賛助隊員があり、150名以上で構成されています。
「来る者拒まず去る者追わず」、隊員は「自主・自由・自己責任」において、被災地に出動しています。
被災地での行政による災害対応を見て、被災者からの生の声を聞き、活動経験を南海地震等に生かすことを使命として、これまでの出動回数56回、17県29市町村において被災地での災害支援活動を行ってきました。
そのほか、地域貢献として、みなべ町や近隣市町内での警察や消防団の行方不明者捜索への協力や、地域の防犯のためにみなべ町内で毎年12月28日から30日までの3日間の徹夜警戒を行っています。
また、来たるべく大災害に備え、住民誰もが命を落とすことなく、復興の一番早い町となれるよう住民の危機意識を高めるために、依頼に応じて講演会を実施しています。
「天災地変」によって、倒壊家屋や重量物の下敷きなどによる被災者に対して、生命を守り、安全を確保するために、速やかに出動し、救助活動を行うとともに、炊き出し等により、被災住民の救援活動を行う。
また、普段から防災の意識を高め、特に南海トラフ地震の際には速やかに行動できるような人材の育成を図る
備考
地域貢献により、和歌山県知事より表彰を受ける。
厚生労働大臣より東日本大震災での活動に対して感謝状を受ける。
和歌山県防災ボランティア救援ボランティアチームに登録